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IFIの基本理念・歴史[BASIC PRINCIPLES & HISTORY]

IFIの基本理念

実学の精神(故 山中鏆 初代理事長)

IFIの取り組むべきことは、日本のファッション産業に真に役立つ人材の育成だ。たとえば洋服をみて「これはお客様に喜ばれるナ」と直感的に見抜ける、それを感性だけでなく、消費者のニーズをきちんと踏まえた上で判断できる、そんな人材を育成していくべきだ。まだ今日の日本のファッション産業には、モノ作りから小売に至るまでの全般に通じている、よく分かった人間がいない。
こういう人材がいないと日本のファッション産業の未来は暗い。そのためには、理屈や学問を教えるのではなく、実際のビジネスを体で覚える「実学」の精神を徹底させる。もちろん、基本的理論は教えるが、ファッション・ビジネスで求められる経験、総合的判断力を身につけたり、各人が持つ先天的な個性を伸ばしたりすることが重要である。

  1. 理念1 : IFIは新しいファッション産業界を担い、かつ推進する人材の育成をはかる。
  2. 理念2 : IFIは創造力と問題解決能力のあるリーダーの育成をはかる。
  3. 理念3 : IFIは産業の諸分野を総合的に理解する、広い視野と高い資質を有する人材を育成する。
  4. 理念4 : IFIは世界的な視点に立つ国際人を育成する。
  5. 理念5 : IFIは実学の精神を尊重し、理論に基づく実践的教育を体系的に行う。
  6. 理念6 : IFIは自由で独創に満ちた自己啓発を中心とした教育システムを開発し、これをもって指導する。
  7. 理念7 : IFIは関係各界からの支援を得て、産業人自らがその情熱をもって、人材の育成にあたる。
  8. 理念8 : IFIはファッション・ビジネスのリーダーを志す人、全てに開かれた教育を目指す。

IFIビジネス・スクールの歴史

スクール開校準備期

1992年
財団法人ファッション産業人材育成機構 設立
教育・研修・企画開発事業の専門委員会にて「IFIの理念」「育成すべき人材像」などを確認
1992年
山中鏆学長就任
1993年
各種検討部会設置(教育研修・学校運営・施設設備・広報・図書資料)
第1回シンポジウム開催(基調講演:江崎玲於奈氏)
1994年
プレスクール開講
1995年
学校名を「IFIビジネス・スクール」と決定
1996年
マスター・コース他、基幹4コースの名称決定
1997年
大学生向けプログラム「ファッション・ビジネス・ガイダンス」第1回開催

スクール開校からのあゆみ

1998年
IFIビジネス・スクール開校(マスター・コース第1期生入学、基幹4コース開講)
1999年
尾原蓉子学長就任
2000年
新校舎へ移転(国際ファッションセンタービル11F)
IFI総合研究所設立
大学講座スタート
カスタムメイド・プログラムスタート
2001年
基幹コースに加え、各種特別プログラムがスタート
2005年
マスター・コース1年制へ改編
2006年
eラーニング講座がスタート
2007年
IFIビジネス・スクール10周年記念パーティー開催
2009年
渡辺省三学長就任
2011年
伊達彰夫学長代行就任
2011年
マスター・コース「すみだプロジェクト」スタート(地元小学校との交流)
2011年
「IFI繊維ファッションビジネス研究会」発足、第1回研究会を開催
2012年
萩平勉学長代行就任
2012年
IFIビジネス・スクール15周年記念パーティー開催
2013年
エグゼクティブ・フォーラム「日本のファッションを元気にする会」第1回開催
2013年
基幹4コースの受講者がのべ5,000名を超える
2014年
一條和生学長、花崎淑夫名誉学長就任
2014年
マネジメント・コースを夜間・土日開催に改訂
2017年
IFIビジネス・スクール20周年記念パーティー開催