卒業生の活躍[ACTIVITY OF THE GRADUATE]

当時の経験が今の私を支えている。 何が役立つかは、後になって分かります。13期生(2010年、一般生)小松精練株式会社 商品開発部 商品企画グループ 桐山 華奈さん

IFIを選んだ理由

 昔からコム・デ・ギャルソンなどのファッションが好きで、大学の先生が服飾史専門だったこともあり、将来的にはファッション業界に進みたいと思うようになりました。大学で学んだことだけでは、ファッション業界で勝負できないかもしれないと思っていた時に、知り合いが「IFIというスクールがあるから行ってみたら?」と勧めてくれたのが、IFIを知るきっかけでした。早速、マスター・コースの説明を聞きに行き、ここなら「川上(素材)から川下(小売)まで徹底的にファッションを勉強できる」と感じ、入学を決めました。ファッション業界未経験の、大学生だった自分にとって、まず“業界のことを知りたい”という強い想いがありました。

現場で活きるIFIの講義

 私が在籍していた13期は、業界人としての経験がある企業派遣生と、私のような一般生(大学卒業後に入学、・転職等)が半々という構成で、すごく刺激になりました。
 講義は、本当に楽しかったです。そして、講義を受ける中で「服のもとである生地を創りだす素材産業はどう“トレンド”をつかんでいるのか」ということに興味を持ち、夏にインターンシップをさせて頂いたのが、今の会社との出会いでした。工場での製品染め体験など本当に良い経験をさせて頂き、ますます素材への興味が深まり、小松精練に就職することとなりました。
 また、海外研修で行った有名ブランドのアトリエが、その年に100周年を迎えてアーカイブ展示をしていたのですが、今、当社が70周年を迎えており、アーカイブ展示の担当者へ、あの時に見た展示の様子を参考として話すこともあります。他にも、当時は単に「面白いな」と思ってIFIで見聞きしていたことが、後に意外な形で役立っているということが多々あります。
 実務的な事で言うと「話す力」も鍛えられたと思います。もともと、私は話さないタイプだったのですが、講義ではストップウォッチを持って「3分で話す訓練」などもあり、論理的に短く話す力が身に付きました。今の仕事と直結するところでは、やはりアパレル素材の講義が役立っており、その時のテキストは、今でも「そういえばIFIで教わったな」と見返すことがあります。当時のクラスメートとは、今でも連絡を取り合っていて、結婚式に出席するほどの仲です。毎日夜までディスカッションして、皆で一緒に考えるという環境が、仲を深めてくれたのだと思います。

今の仕事について

 現在入社3年目で、商品企画を担当しています。テキスタイル(生地)メーカーは、どの業態よりも早くトレンドを予測し、そのトレンドに合う生地を創り出してアパレルメーカーに提案しなければなりません。常に1年半くらい先の事を考えているので、今が何年なのかわからなくなることがよくあります(笑) また、毎年2回パリで開催される世界的な生地の見本市「プルミエール・ヴィジョン」や、自社の展示会、北陸の合同展示会等の出展準備もメインの仕事です。展示会場の手配やセッティングなど、細かい仕事も多いのですが、自社製品の魅力が形になっていくのは楽しいです。

IFIへ入学を考えている方へメッセージ

 私は、IFIで学んでいる時は「とにかく無駄なく知識を吸収したい」と思っていたのですが、今実際に仕事をしてみると、後で何が役立つかはわからないなと実感しています。その当時は実感できなくても、「点」と「点」がいつか繋がり将来活きてくることが必ずあると思います。少しでも興味を持ったら、ぜひチャレンジしてみてください。

受講生の声・卒業生の活躍一覧
  • MASTER(受講生) 齊藤 佳奈さん
  • MASTER(受講生) 株式会社三越伊勢丹 森田 緑さん
  • PROFESSIONAL(受講生) 株式会社そごう・西武 池袋本店 婦人服飾部 アンドドレス係 塙 亜由美さん
  • MANAGEMENT(卒業生) 蝶理株式会社 アパレル第3部 第2課 江幡 昌亮さん
  • MASTER(卒業生) 株式会社髙島屋 MD本部 婦人服ディビジョン 係長 開発バイヤー 平井 雄治さん
  • MASTER(卒業生) 小松精練株式会社 商品開発部 商品企画グループ 桐山 華奈さん
  • PROFESSIONAL(卒業生) イオンリテール株式会社 衣料商品企画本部 キッズ商品部 子供グループ 女児服 マーチャンダイザー 水野 恵里香さん
  • EXECUTIVE(卒業生) 株式会社カインドウェア 取締役 紳士服事業部長 二反田 武史 さん
受講生・卒業生[STUDENTS]