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受講生の声  “IFIに通ってよかった!”―受講生の声を紹介します

アドバンス・コース 受講生の声

全く異なる考え方を持つクラスメイトとの学びで、新鮮な視点が。

株式会社アダストリア
経営統括本部 IR担当マネジャー
風間 陽子 さん
【2018年度 アドバンス・コース受講生】
※当内容は取材時(2018年)の内容です

【受講のきっかけ】
販売スタッフとして入社してから今年で13年目となります。
今まで、店長、グループマネジャー、広報などを経験してきましたが、自分の会社のことしか知らなくていいものか、何か勉強しなくてはいけないが何から手をつければいいか分からない、という焦りに似た気持ちもありました。そんな時に会社からこのコースの事を聞き、ステップアップのタイミングだと思い受講させて頂きました。

【IFIの学びで役立っている事】
IFI学長の一條先生のお話は、熱量が伝わってきて大変刺激的でした。デジタルトランスフォーメーションとどう向き合っていくべきか、会社に戻ってからすぐに伝えました。
業務上、経営陣が語る内容を共に考える事も多いのですが、そのような時に、IFIで業界内外の動向や他社の考え方を学んだ事が大変役立っています。 全く違う考え方・背景を持っているクラスメイトと同じ机で同じ事を考えるというのは、新鮮な視点や発見があります。
IFIでの学びを機に、より高い経営視点を身に付けられるよう、今後も勉強を続けていきます。


プロフェッショナル・コース(デジタルビジネス講座) 受講生の声

デジタル関連部署に異動し、不足する知識を実践的に身に付けるため受講を決めました。(大西さん)
最終プレゼンでは各班全く違う切り口の提案で大変参考になりました。(吉岡さん)

写真左
株式会社大丸松坂屋百貨店
経営戦略本部DX推進部 デジタル事業開発担当 部長
大西 則好さん
 
写真左
元商社 吉岡 諒さん
 
【2022年前期 プロフェッショナル・コース「デジタルビジネス講座」受講生】
※当内容は取材時(2022年12月)の内容です

         

【受講の背景をお聞かせください。】
大西さん:部のメンバーを推薦する立場でしたが、私が参加すればメンバーにも教えられるのでよいと考え、受講させてもらいました。デジタル系の事業開発部署に異動したものの、過去の経歴からもデジタル関連の知識が不足していると痛感していたので、それらの知識を体系的にも学べ、実践的なアウトプットの機会も最後にもあるという事で、半年間、毎週はハードながらもコスパのいい機会ではないかと思い参加を決めました。

吉岡さん:卸売/小売の業界・業種、マネジメント/セールスの担当領域などに縛られず幅広いデジタル活用事例や知識を習得したく受講を決めました。
 
【受講してみていかがでしたか?】
吉岡さん:プログラムとしてはグループワークが特に魅力に感じました。毎週受講する講義を踏まえてフレームワークを実践すればどうなるか、或いは全く異なる視点で新たなアイデアを案出できるかなど、グループ内で実践的に議論できる点が大変有意義でした。また、同期生との繋がりを日常業務の中で作ることは難しい為、今回の機会は大変貴重に感じています。
一方で、昨今のビジネストレンドを受けDX知見の吸収を意識して参画しているメンバーが多い中、講義内容としてはB2C小売のデジタルマーケティング領域を主体に構成されている側面もあり、B2Bを主業とする商社等の受講生には一部イメージしづらい印象もあったかもしれません。

大西さん:単なる座学にとどまらず、実際に考えビジネス案に落とし込む流れが非常によかったです。最終課題があり、それをアウトプットする為の良質なインプットも多くありました。伴さんによる「顧客中心DXの進め方」徹底的に顧客視点に立った内容でしたし、中澤さんの講義ではマーケターとして身に付けるべきマインドセットをとても体系的に教えて頂けました。


 

【オンラインでのグループワークはいかがでしたか?(上記はプレゼンスライドの一部)】
大西さん:毎週講義が始まる前に1時間程度ワークしていましたがオンラインだけでもそれほど苦労はありませんでした。
何を議論するか明確になっていない初めの時期は、方向性を定めるのに議論が散漫になり難しい部分もありましたが、テーマが決まるにつれ、その後はマイルストーン設定し、決めてることや役割分担を、雑談含め皆で意見を出し合っていきました。また発言の多い人少ない人はどうしても出てきてしまうので、ふれる時はふって意識的にファシリテーションしていました。テーマ決めの時は議論やアイデアを収束させるのが難しかったですね。

吉岡さん:メンバー個々の意見を尊重し一方的な否定をしないことを前提にワークを進めていたことも相まって、アウトプットの方向性が明確にならない場面もあり、最終的なアウトラインのイメージを率先して決めていく役割が肝要と実感しました。(会議後に議論の結果が見えない日も稀にありました。笑)
各々の日常業務の間で時間を合わせることはかなり難しかったものの、自社内では出てこない視点や意見は勉強になる場面も多かったように思います。
最終プレゼンでは他班からのプレゼンも刺激になりました。各班全く違う切り口の提案で、エンゲージメントバリューの解釈など大変参考になりました。



【今期より学習歴のデジタル証明として「オープンバッジ」(上記イラスト)を授与しておりますが印象はいかがですか?】
吉岡さん:デジタル証明が比較的一般化されてきている印象もありますし、この受講を通して得られたスキル学習したジャンルが顕されるのを自らの武器として活用してくださる方がいると価値が上がっていきそうですね。

オンラインのみでもメンバーの多様性に刺激を受けながら新しい気づきの多いグループワークでした。

写真上段
 株式会社大丸松坂屋百貨店  株式会社エフ・ディ・シィ・プロダクツ 三井物産アイ・ファッション株式会社 
 笠井 大世さん  神島 涼子さん  奥田 誠さん
写真下段
 日鉄物産株式会社  株式会社東急百貨店
 北田 真介さん  河野 汎子さん
【2021年前期 プロフェッショナル・コース「デジタルビジネス講座」受講生】
※当内容は取材時(2022年1月)の内容です

 

   


【オンラインでのグループワークはいかがでしたか?】

神島さん:まず、半年間は意外と時間がありません笑。後半偏らないように前半からコミニュケーション兼ねてグループワークは実施していましたね。はじめは2週に1回ぐらいのペースでしたが、後半はそれでは追い付かず、週2回の時もあり、最後には日曜日の朝にもやってました笑。楽しかったです!

北田さん:はじめに各自3つアイデアを持ち寄りディスカッションを始め、その後はライングループを作り、各自思いついたアイデアをどんどん投げ込みストックしていきました。そのなかから、中間ピッチ時にシニアマーケット向けの提案をしましたが、コーディネータの方々からダメ出しを受けました。ふりかえればメンバーにだれもその市場の該当者がおらず想像でしかなく、机上の空論でした。奥谷さんから「身近で困っていることを題材にすると考えやすい」とアドバイスをもらい最終プレゼンに向けてはテーマを一から見直しました。正直煮詰まった感はありましたが、今回の提案テーマ「調味料」が見つかったのはたまたまです。オンラインのみのディスカッションは不自由さもありますが、素のメンバーの横顔が見え、家にいるからこそ見つかったテーマでした。

神島さん:偶然ではありましたが、見つかった時にはみんなが「あ、そうそう!」といえるテーマでした。ただきちんと定量的な裏付けがないと(仮想)投資家から出資してもらえないと思ったので、メンバーで議論し仮説を立て、周りにアンケートをして妥当性を検証していきました。他班でもアンケートまで実施しているところはなかったので、この班の強みになって良かったです。

笠井さん:シニアマーケットの提案にはみんな疑問符だったんですが、何とか形にしようとする方向性を持ちながらもチーム全体が、新しい意見やアイデアに常に肯定的でした。北田さんの機知に富んだ投げかけに、みんなで時間をかけて話し合えたことも最終プレゼンに向けて、いい道筋がみえたポイントでした。
アイデアを量産するのが得意な人、違う視点を投げかけてくれる人、みんなを巻き込んでくれる人、アイデアを数値で表現してくれる人など、自然と役割分担ができたチームでした。
そのなかで、私が作成を担当した部分の資料がメンバーから賞賛されたのがとても意外で嬉しかったです。会社ではあまり言われたことなかったので。今まで自分では気づけなかった自分の強みを気付けることができました。また、メンバーとのグループワークから、自分に足りないところにも気づけました。

神島さん:仕事以外でこんなに集中し時間をかけ準備し最終的には優勝という結果を残せてみんなで達成感を味わえました。いまでもその瞬間のグループラインを見返します笑。
背景の違うメンバーから出てくるアイデアは凝り固まった自分からは出てこない視点のものが多くとても参考になりました。また、グループワークがあることで、講義の内容を振り返る事も出来るし、最終プレゼンでアウトプットすることで講義で得た知識が自分のものにもなっていく感覚がとてもありました。

現業務に活きていることは?
河野さん:企画書の書き方やプレゼンの仕方が自社のやり方で凝り固まったものを壊すのにとても参考になりました。会社によって資料づくりって違うじゃないですか。参考になる部分も多く、まねできるところは自社の資料作りに取り入れています。即実践できるアイデアもアドバイスいただけてとても実践的でした。

奥田さん:ここで出来きたような活発な議論を社内でもできないか考えているところです。社内でバックグランドがわかっていると立場を気にしておもしろいアイデアが出にくいんですよね。このメンバーは年齢や役職など背景は全く違いますが、共通の目的をもっているので最終プレゼンに向けて意見を出しあい議論するのがとても面白く、楽しくグループワークが出来ました。社内でも年齢や立場を気にせずディスカッションできる場てなければ新しいアイデアは生まれないと痛感しました。

規模は大きくない乍らも、個性的な人材を生み出せるコミュニティであり続けて欲しいと思っています。

個人受講
欧州アパレルブランド ECリーダー
鈴木 祐之介 さん
【2020年後期 プロフェッショナル・コース「デジタルビジネス講座」受講生】
※当内容は取材時(2021年3月)の内容です

【現在の業務と受講のきっかけ】
EC運営のマネジメントをしています。販促計画、立案、サイトメンテナンス、デジタルコンテンツの編集・配信、そしてカスタマーサービスの運営や需要を見越した商品の追加発注、データ分析なども管轄になります。
コロナ禍でサイト内流入が上がり自然と売上も上がってきていたので、その理由を一般的な角度から探るべく、デジタルビジネスの時流を体系立てて学び、自分の考えとの答え合わせ、または今後の課題解決のための自分なりの仮説を持ちたかったことが第一の理由です。
また、D2C、SaaS等の新たなモデルについても知識を深めていきたいと思っていましたので受講しました。

【他校ではなくIFIの本講座への受講を決めた理由】
身近な友人の薦めもあり決めました。ファッション業界に特化した学びの場が少なく、消去法的に決めていきました。週一回の講座で業務との両立もしやすく、一般の大学院や社会人大学院と比較して受講料も大きな魅力でした。

【受講後に得られたもの】
全講座興味深い内容が多く、デジタルビジネスの時流、トレンド感は確実につかむことが出来ました。講座キュレーションには大変感謝しております。本講座での学びを、徐々にではありますが自分のものへと昇華していきたいと思っております。

【特に役立っている・印象深い講義】
挙げればきりはないですが、ベイクルーズ加藤さんのKPIツリーの解説はとても具体的でわかりやすかったです。データの民主化を図りながら他部署をサポートすることでデジタル業務にも協力をしてもらう仕事の進め方に気付かされました。
リンクス小橋さんの物流からみたファッション業界のお話も非常に興味深く「物流は第三の収入源」という言葉が印象的でした。
また今後、より視点を上げ、経営目線でビジネスを考えていく局面では、事業計画や収支を可視化する上で必須な財務諸表をとてもシンプルに解説頂いたCaTラボ逸見さんの講座も参考になりました。

【オンライン受講・グループワークについて】
もともと対面での受講を希望していたので、コロナの状況で途中からオンラインに切り替わってしまったのは残念でした。また、グループワークについてもオンラインでどれだけ成果を出せるか正直不安でしたが、メンバーにも恵まれ、納得のいくプレゼンをすることが出来ました。コーディネーターの方々からも好評をいただき、とても満足しています。チームの皆さんも大変嬉しそうでした。
同時にバランスの取れた良いチームのおかげで自分一人では何も出来ないという事を再認識しました。

【上手くいった秘訣】
最初は不安でしたが、今思えば受講期間の半分程度をリアルやオンラインを組み合わせハイブリッドな形で定期的に共通の趣味や世間話、雑談をしたことは良かったと思います。様々な環境、境遇の方々が集まった状況でしたので、雑談を交わすことで言語環境を合わせる事に役立ったと思います。お互いのキャラクターや得意分野、興味関心を知ることが出来ました。
不公平な状況を作りたくなかったので、特に役割分担をしたわけではなく、自然と各々が企画に向けたソースを持ち寄り、皆で議論することで、アウトプット文脈のアウトラインが決まっていき、再現性のあるものに近づいていったと思います。皆が興味を持て、共感できる文脈をデザインすることが出来ました。
途中からオンラインのみでのディスカッションになっても最後までコンテクストを共有でき、ぶれることなく、それぞれが補完しあい、最後まで進める事が出来ました。また、メンバー各自がアクティブに考えを発言し、人任せにする人もおらず、全員でワークすることが出来た事も大きかったと思います。
 
【身についたスキルと受講後の考え方や行動の変化】
今まで見落としていた要素に気付き、考え方が大きく変わりました。一つは顧客理解が全くできていなかったことに気付きました。BBF安住さんやTSI越智さんの講義でLTVアップのためにはどんなデータに着目し、何をしたらよいかを学んだので、データを見てCRMを見直し、サービスの強化をしていきたいです。
もう一つはRepro中澤さんやファナティック野田さんの講義で学んだ「言語化」の重要さを認識しました。上層部または、様々な世代の方々にも理解、共感してもらえるようなアウトプットをして行きたいと思っています。言語化はグループワークでも意識し、トレーニングすることが出来ました。
主張したい趣旨のコンテクスト共有のプロセス、文脈構成の作り方、資料の見せ方、それらをまとめるファシリテーションなどを経験できたことはとても良かったです。
グループワークを経験して、事業ビジョンのデザイン、パーパスドリブンの考え方にも興味を持つようになりました。
また、デジタル化を推進していく上で組織の変革についても少しずつですが、主体的に考えるようになりました。
 
【ここで学ぶ魅力】
デジタル黎明期から業界に携わっている講師陣の方、同時代のイノベーターである講師陣の方々から直接お話を伺い、学べることはもちろんですが、グループワークを通じたオンラインでのファシリテーションやチームビルディングを経験できたことは予想外ではありましたが、大きな成果でした。ファッション産業という同じ文脈がありながら、会社や業種、年齢や立場、職位も違う仲間とディスカッションすることで多様性への理解が生まれ、知識の醸成も図ることができ、自分一人で学ぶよりも密度がありますので、とても良い機会だと思っています。

実務で日々格闘している方々がこんなに沢山話してくださるとは、“想像以上”でした。

株式会社東急百貨店
営業政策室 EC・通販事業部 EC推進・デジタルマーケティング担当統括マネジャー
須﨑 直哉 さん
【2018年前期 プロフェッショナル・コース「デジタルビジネス講座」受講生】
※当内容は取材時(2018年7月)の内容です

【現在の業務と受講のきっかけ】
オムニチャネル戦略の立案、推進が現在の主な業務です。「O2O」「オムニチャネル」など言葉が先行している感もあり、会社としても自分としてもとにかく実行しなくてはという気持ちはあるものの、オムニの戦略を考えるのは大変難しいことだと実感していました。
この講座に登壇する講師は、デジタルの経験を積んでからオムニチャネルを実行してきた方ばかり。ECやオムニチャネルの基盤(インフラ、業務、推進体制)を構築するうえで、系統立てて学ぶのに最適だと思い受講を希望しました。

【受講しての感想】
コーディネーターを務めている奥谷氏は、この世界では超有名人なので当然以前から知っておりました。
「奥谷さんがやっているなら面白い講座だろう」とは思っていたのですが、受講してみると、想像以上にバラエティに富んだ講師陣で実践的な内容。
実務で格闘している方がこんなに話してくれるなんて!と思いました。会社には「私の後にも、この講座は社員を受講させた方がいい」と伝えたくらいです。

【特に役立っている・印象深い講義】
20回中14回まで受講したところですが、目的にズバリ合っていてここまでの講義だけでも大変役立っています。
特に印象に残っているのは、株式会社IDOMの中澤氏の「カスタマージャーニー」の講義です。
自分のキャリアもCRM、コンシェルジュ、顧客政策など、BtoCのマーケティング関連の業務が多かったので、店舗とデジタルが一体となりスピーディーに顧客対応を行っている、 中古車のガリバーのデジタル戦略のお話は、自らの経験ともリンクして大変参考になりました。

知識を得ることで社内に具体的な提案ができるように。少しずつデジタル戦略が描けてきました。

マツオインターナショナル株式会社
コントローラー部 部長
出口 裕子 さん
【2018年前期 プロフェッショナル・コース「デジタルビジネス講座」受講生】
※当内容は取材時(2018年7月)の内容です

【現在の業務と受講のきっかけ】
在庫をコントロールする部署で、商品出荷指示、商品店間移動、客注対応、お客様対応、倉庫商品管理、発注数管理を行っています。 消費行動が変化する中で、店頭だけではなくデジタルに力を入れるというのは会社としても命題です。 デジタルビジネスをどう構築していくべきか学ぶため、当講座の受講を決めました。

【受講しての感想】
今まで受講した事のあるセミナーは経営的な内容が多かったので、デジタルの先進を行く会社の事業部トップの方々が、数値の事も含め、ここまで実践的な講義をしてくださるのは驚きでした。目からウロコの内容が沢山あり、毎回刺激的です。役員層の方にもぜひ受講して頂きたいですね。

【業務に役立っている点】
デジタル化を進めるには、社内の理解や協力が必要不可欠ですが、今までは私自身も分からないことが多く、自信を持って社内に、やりたい事や理由が伝えられない事が多々ありました。当講座で学んだ事を社内会議で訴え「店舗とオンラインの両方が大事」だという事を理解してもらえた事は、大きな成果だと思います。やはり店舗の理解なくてはオムニチャネルは進められないと思っています。

【大阪からの受講について】
受講前は大阪からの通学が不安でしたが、講義の次の日は東京本社で仕事させて頂くことになり、今まで会ったことのなかった東京の社員との繋がりもでき業務面ではプラスの面が大きいです。新幹線での毎週の移動は大変といえば大変ですが、すごく辛いという訳ではありません。結果的に〝一石二鳥“でした。


プロフェッショナル・コース(ファッション・マーケティング MD編)受講生の声 ※旧ファッションMDの実践講座

第一線で活躍している講師の話は毎回新鮮。売場では気づかなかったことが見えてきます。

株式会社そごう・西武 池袋本店 婦人服飾部 アンドドレス係
塙 亜由美 さん
【2013年後期 プロフェッショナル・コース「リテールMDの戦略と運営」受講生】
※当内容は取材時(2013年)の内容です

【受講のきっかけ】
私は、新卒で当社に入社し現在5年目です。入社以来、婦人服関連の売場に勤務しています。長く同じ売場に従事しているので、目先の売上や、<自分の売場に関係ある商品にばかり関心がいってしまい、視野が狭くなっているのではないかと不安を感じているところでした。
私の職場には、上司である販売リーダーや係長をはじめとしてIFIで学んだ卒業生が多くいらっしゃいます。その方々から「他の百貨店の人と情報交換でき、すごく勉強になる」と聞き、悩みを解決できるのではないかと受講を決めました。

【IFIで特に印象深かった講義】
現在、30代~40代のキャリア女性向けのスーツや雑貨を編集した売場を担当しています。大人のお洒落な女性客に対して、ただ洋服を売るのではなく、少し大げさですが、洋服を中心とした“ライフスタイル提案”ができればと考えています。
しかし、現実には、具体的にどうすれば良いのか、難しさを感じます。IFIの「マーケティング」の講義では、代官山蔦屋書店の話など身近でわかりやすい事例を用いて、どういった消費者に対してショップを創りこんでいくかということを具体的に説明頂き自分の売場づくりにも大変参考になりました。

【受講しての感想】
まず、IFIの講義の良いところは、企業の経営者から現場の第一線の方までいろいろな方と一緒に講義を受けられるところだと感じています。
また、同じクラスの中には、同業種(百貨店)の方も多くいらっしゃいます。皆、百貨店内での職種は違いますが、他の百貨店の方とお話する機会はあまりないので、大変良い刺激になっています。講義終了後も、コミュニケーションしていただける仲になりました(笑)。さまざまな視点でファッションビジネスを捉えることができるようになってきた気がします。

MD歴10年での受講でも新たな気づきが沢山。「お客様目線での売場づくり」への自信がついた。

イオンリテール株式会社 衣料商品企画本部 キッズ商品部 子供グループ 女児服 マーチャンダイザー
水野 恵里香 さん
【2013年後期 プロフェッショナル・コース「ファッションMDの実践」受講生】
※当内容は取材時(2013年)の内容です

【受講のきっかけ】
MDの仕事に就いてから10年が過ぎ、業務について再度見直してみたいと思っていた時に、上司よりIFIを勧められ受講させて頂くことになりました。私の部署には、多くのIFI卒業生がおり、その人達からIFIについて、「遅くまで課題をつくるので、覚悟して臨んだほうがいいぞ」と聞いていましたので受講の覚悟はできていました(笑)。確かに、仕事をしながら半年間受講するのは大変でしたが休みの日に課題に取り組んだりして、半年間集中し乗り切りました。

【IFIで特に印象深かった講義】
一番印象に残っているのは、企画・MDコンサルティング会社の社長の講義です。自分の担当するジャンルに関わらず全ジャンルに共通するMDストーリーを再確認することができ今でも、商品の立ち上げや売場づくりの際に講義内容を思い出しています。
他にも、VMDの講義では、テーブルや壁面などの陳列方法などVMDの基本を学ぶことができ良かったです。それまでも、見やすい売場づくりは心がけていたつもりでしたが、IFIで学んだことで、ゴチャゴチャしない陳列方法など、こちらの都合ではなくお客様の目線に立った売場づくりをより意識できるようになりました。

私の仕事はMDと言っても幅広く、新店オープンの際は店舗の陳列等も行うので、IFIでの講義は、後の新店・改装店舗の売場づくりにとても役立っています。また、講義を受けてから、MDやVMDに対する関心が受講前より高まり、他業種の売場づくりや販促なども注意して見るようになったことも、大きな変化です。

【受講しての感想】
IFIに通って一番良かったことは、他のグループ会社や、他社の方と親しくなり情報交換ができたことです。会社が違うと考え方も様々で大変勉強になりました。講師の先生と沢山お話しできたことも良かったことです。
同じクラスには、百貨店の売場担当の方や、専門店アパレルのMDの方など、様々な業種の方が20名ほどいらっしゃって、話が尽きることはありませんでした。課題の続きをするため、講義後に飲食店に行くと、いつの間にか課題の話ではなく、“飲み会”になってしまった、ということも多々あります(笑) 
講義後はいつもそのようなパターンでしたので、大変でしたがとても楽しい半年間でした。


エグゼクティブ・コース 受講生の声

心に“感じる系”の講義で、経営者として心がけるべきことのヒントをもらえた。

株式会社カインドウェア 取締役 紳士服事業部長
二反田 武史 さん
【2013年度 エグゼクティブ・コース受講生】
※当内容は取材時(2013年)の内容です

【受講のきっかけ】
当社は1894年に創業し、2014年に120周年を迎えたフォーマルウェアの製造・販売を行っている企業です。
今、当社は節目の年を迎えており、紋付袴に代わりダブルのブラックスーツを「略礼服」として日本に定着させた創業期、介護ショップを立ち上げヘルス&ケア用品事業という新業態を立ち上げた20年前の第二創業期に続き、「第三の創業期」を迎えようとしています。
この「第三創業期」に向け、経営者として何を心がけていくべきか他の経営者はどのように考えているのか、じっくりと考えてみたいと思い受講を決意しました。以前、当社の代表もこのエグゼクティブ・コースを受講しており、代表より「講義に感動した」と勧められたのも受講のきっかけとなりました。

【IFIで特に印象深かった講義】
講義は1泊2日の合宿形式で行われ、川上から川下まで幅広い業種から受講生が20人ほどいらっしゃいました。同じ業界の経営者が一堂に会する機会はなかなかないので良い“異業種交流”となったと思います。    
繊維・物流・商業施設など各分野の代表や役員、大学教授など、6人の講師による講義を受けたのですが、それぞれの視点から全て経営についてご講義を頂き、組織づくり、新業態開発、周囲とのコミュニケーション、マーケティング等、総合的に学ぶことができました。
講義を受けて感じたのは、「新しいことをやっていかないと変化のある時代に生き残っていけない」という事と「モノだけで売れる時代ではなくなった」という危機感にも似た気持ちです。非常に勉強になりました。

【受講しての感想】
講義で印象に残った「“モノ”から“コト”へ」という言葉は仕事において日々意識するようにしています。
当社は、フォーマルウェアの製造・販売が主な事業ですが、今、旅行会社やクリーニング店と組んで新たなサービスを企画しているところです。そのような取り組みが、今後ますます大事になっていくと思っています。

私自身は、営業畑が長く、経営に携わるようになってからまだ1年ほどですが、やはり、経営者になると視野をすごく広く持たなくてはいけないということを日々実感しています。これまでも、経営者向けの研修は受けたことはありましたが、IFIのエグゼクティブ・コースは、一般的な研修よりも、
心に“感じる”系の講義が多く面白かったという印象です。この講義を今後も有効に活かしていきたいと思っています。


 EC推進デジタルマーケティング 担当マネジャー
 EC推進デジタルマーケティング 担当マネジャー
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